愛知県警で活躍するパトカー特選

愛知県警で活躍するパトカー特選

2013年9月26日 

愛知県警では、様々な車種のパトカーが活躍しています。今回、愛知で活躍しているパトカーを大型車からミニパトまで集めてみました。

愛知県警に所属する車両のほんの一部ですが、結構、苦労しました。

トヨタマーク2・パトカー(E-GX80Z)

左の写真のパトカーは、何年も前に撮影されたものではありません。2013年9月現在、現役のパトカーです。

平成5年式のマーク2(E-GX80Z)、県費で購入された車両で「無線警ら車」ではなく「その他共通車両」という区分になっています。

他の県では、定期的に国が購入するパトカーの他にも車両を購入して運用していますが、愛知県では、財政難から殆ど購入されておらず古い車両が現在も現役で活動しています。

この型式は、一宮警察署に配備されています。


トヨタクラウン・パトカー(GF-JZS155Z)

クラウン(GF-JZS155Z)、愛知県では県有と国有があり、写真の車両は国有の車両で「交通取締用四輪車」です。

愛知県下の各警察署に31台が配備されています。

パトカー警察車両データベースで「クラウン(GF-JZS155Z)」を愛知県下で検索


日産クルー・パトカー(E-YHK30)

クルーパトカー(E-YHK30)は、よくドラマや映画で見ますが、意外と他の都道府県でも在籍する車両は少なく、警視庁では本庁が管理する車両台帳上には既に存在していません。

また、愛知県警にあるクルーも県費で購入された車両で「交通取締用四輪車」または「その他共通車両」という区分で、春日井、蒲郡、新城、安城警察署に4台が配備されているにとどまります。

パトカー警察車両データベースで「クルーパトカー(E-YHK30)」を検索


トヨタプラッツ・ミニパトTA-NCP16)

プラッツ・パトカーは、TA-NCP16という型式の他にCBA-NCP16という型式があり、写真のプラッツはTA-NCP16です。

国費(警察庁の費用)でTA-NCP16は平成13年から14年にかけて、CBA-NCP16は、平成16年に配備された「小型警ら車」で、愛知県のみならず全国で活動しています。

パトカー警察車両データベースで「プラッツ」を愛知県下で検索


スズキスイフト・ミニパト(LA-HT51S)

スズキスイフト(LA-HT51S)は、国費(警察庁の費用)で、平成17年頃に 調達された車両で、こちらも愛知県警のみならず全国の警察署で「小型警ら車」として、主に警察署と交番や駐在所の移動、現場への臨場に使用されています。

パトカー警察車両データベースで「ソリオ」を愛知県下で検索


スズキソリオ・ミニパト(ABA-MA34S)

スズキソリオ(ABA-MA34S)は、国費(警察庁の費用)で、平成19年から平成21年に 調達された車両で、こちらも愛知県警のみならず全国の警察署で「小型警ら車」として、主に警察署と交番や駐在所の移動、現場への臨場に使用されています。

現在、現役の小型警ら車としては一番台数が多いのではないかと思います。

パトカー警察車両データベースで「ソリオ」を愛知県下で検索


トヨタパッソ・ミニパト(DBA-KGC10)

トヨタパッソは、DBA-KGC10という型式とDBA-KGC15(4WD)の型式が国費(警察庁の費用)で配備されており、平成21年、平成22年に調達配備され、こちらも愛知県警のみならず全国の警察署で「小型警ら車」として、主に警察署と交番や駐在所の移動、現場への臨場に使用されています。

パトカー警察車両データベースで「パッソ」を愛知県下で検索


トヨタパッソ・ミニパト(DBA-KGC35)

トヨタパッソは、DBA-KGC35という型式は、国費(警察庁の費用)で配備されており、平成平成24年頃に調達配備され、こちらも愛知県警のみならず全国の警察署で「小型警ら車」として、主に警察署と交番や駐在所の移動、現場への臨場に使用されています。

内装は、クラウンパトカーのような特殊なものでなく、市販車の「キナリ」という内装のままで、座席も布製です。

パトカー警察車両データベースで「パッソ」を愛知県下で検索


日産サファリ・自ら隊パトカー(TA-WFGY61)

日産サファリ(TA-WFGY61)は、2003年に県費で購入された数少ない車両で、自動車警ら隊に3台が導入されました。

導入された経緯は、隊員が不審車両に職務質問をしようとすると車でパトカーに体当たりして逃走しようとする事案が続き、隊員の安全を守るために導入されたとの事です(県警関係者の話)。

パトカー警察車両データベースで「サファリ」を検索



スズキソリオ・ミニパト(DBA-MA15S)

スズキソリオ(DBA-MA15S)は、国費(警察庁の費用)で購入された小型警ら車で、平成24年から導入が進んでいる車両です。

こちらも愛知県警のみならず全国の警察署で、主に警察署と交番や駐在所の移動、現場への臨場に使用されています。

パトカー警察車両データベースで「DBA-MA15S」を愛知県下で検索


トヨタ180系クラウン・パトカー(DBA-GRS180)

180系クラウン・パトカー(DBA-GRS180)は、国費(警察庁の費用)により購入された「無線警ら車」で、平成19年から平成22年まで導入された当サイトの「クラウン・パトカーの値段」でおなじみの車両です。現在も事件・事故の現場やパトロールの最前線で活躍しています。

左の写真のマークが入ったパトカーは、県警本部の地域総務課に所属する職務質問の指導・教育にあたっているパトカーです。

パトカー警察車両データベースで「DBA-GRS180」を愛知県下で検索


トヨタ200系クラウン・パトカー(DBA-GRS200)

200系クラウン・パトカー(DBA-GRS200)は、国費(警察庁の費用)で購入された「無線警ら車」で、平成23年から導入が進んでいる車両です。事件・事故の現場やパトロールの最前線で活躍しており、詳しくは「新型200系クラウンパトカーの値段(平成23年度)」をご覧ください。

現在、無線警ら車は、スバルのレガシィも導入されていますが、こちらは「無線警ら車4WD」となり、愛知県警では無線警ら車の4WDは警察庁から配分されていないため、在籍していません。ですが、もうしばらくすると、レガシィの無線警ら車が導入される予定です。

パトカー警察車両データベースで「DBA-GRS200」を愛知県下で検索


※敷地内にあるパトカーの撮影は全て施設管理者の許可を得ています。

筆者紹介

パトカー好きの某自動車会社のパトカーとは縁も所縁もない部署の技術屋さん。ちなみにIT職とも無縁。